三重県松阪市嬉野算所町の一角から、手前の畦に咲く曼珠沙華(ヒガンバナ)と、その背景の松阪市大阿坂と小阿坂の山々を撮影した。お彼岸の穏やかな秋晴れの日で、既に稲刈りが終わり、ひこばえの生えた水田が広がっている。遠くには、阿坂城(白米城)跡のある桝形山が見える。

 白米城という名称は、北畠氏の居城であった阿坂城が、足利幕府軍に攻められて水断ちにあった時に、城内に水が豊富にあるかのように敵を欺くために、馬の背に白米を流し、遠くからあたかも水で洗っているかのように見せて耐え忍び、敵を撃退したことに由来すると伝えられている。 
(2008年9月23日撮影)

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三重県松阪市嬉野の田園風景と阿坂の山々